猿も野は追わず

今日は送別会がある。元々数の少なかった同期がまた一人いなくなるわけだ。
今時珍しい「寿退社」ってやつ。これで同期で残ったのはあと一人。
別に同期だからどうだってわけじゃないけど、一緒にいた人間が離れていくのを見送るときって、なんてーのか、ビミョーな気分。取り残されたような、遅れをとったような。そんなの全然関係ないんだけど、そんな気分。
ぼくの仕事はヘンなやつが多いんだけど、とりわけ転職するってことに昔から抵抗がなくて、なんてゆーのか、道場破りみたいにこまめに職場環境を変えて、スキルアップみたいなことに燃えてるやつも多い。
ってか、そもそもそーゆーふうにしてくのが当たり前みたいなとこがあるんで、だから人の出入りも激しい。3年も同じとこにいると「長いねー」って言われる。
なんか目的があっていつづけてるわけじゃないけど、出ていく目的もないから出ていかない。
なんか、主体性がないねーっていわれそう。実際そう。
会社にも仕事にも愛着があるわけじゃない。けど、嫌じゃない。
やりたいことがないわけじゃない。でもなんでもかんでも投げ出してまでの気はない。
まだ26、なんでもできるはず。でももう26。無茶は避けたいとも思う。
納得できるような出来ないような。
どうでもいいような、目を逸らしちゃいけないような。


明日も出、だ。三連休のうち一日ぐらい休めるかな。