静かに滑り出したのは最初だけだった。 鼻歌混じりで操舵していた山田もほんの2〜3分後には「うおっ!うおっ!」 と情けない声を漏らしながら、バランスを取ることに必死である。 ぼくもちょっとした瀬に揺さぶられただけで、韮崎さん経由の反動を 直接受け…
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