書を捨てよ しょーしてよ

ことあるごとに居候はぼくに「本を読め」という。
元もと本は嫌いな方じゃないけど、そういえば最近
っていうかこの10年近く、まともな本って読んでない気がする。
まともな本っていうのは、いわゆる文学だとか評論だとかズイソーだとか
そういった、なんていうか現国の教科書にでも載っていたようなもの。
そういうのがまともで他がまともじゃないって言う訳じゃないけど
なんだろ?読んでてタメになるもの?…ちがうな。人に見られても恥ずかしくないもの?これもちがう。
なんだか分からなくなったけど、とにかくぼくが思う「まともな本」を読んでいないなと気づいたのだ。
読むのはマンガが多い。ベストセラーのランキングとか見ても実用書みたいのとか
映画とかドラマの原作本が多い。果てはドラマのノベライズものなんてなんべん同じ話見りゃいいのよ?ってかんじ。
ぼくは、そうはいっても文章は肌で読む(?)方なので、注目されてるからって、必ず読みたいと思わないし、読んだところで文体が肌に合わないと、どんなに名作・話題作といわれててもちっとも面白いとは思わない。

居候がブログでハリーポッターのこと書いてたけど、あれなんかもホントに興味もてない。
おもしろいの?
ただでさえファンタジー系は苦手なとこにきて、外国作品だと登場人物の名前が
みんな外人の名前だから、誰がどれだかわからなくなる。
…まぁそれだけが理由じゃないんだけどね。

なんのことはない。文字を読むのが億劫ってことかな。
パソコンの画面の文字も見づらいけど、活字(っていうの?今も)の文字も読みづらいしね。
慢性的な睡眠不足で本を読み始めると、あっという間に寝ちゃうし。
なんかこれって嘆かわしい現代人の実体ってヤツにビンゴだね。
読むさ、そのうち。本ぐらい。
読む…よむ…、…。

zzz