自画自賛

仕事柄、制作過程を他人と共有したり、以前に誰かが手がけたものを引き継がなければならないということがある。
基本的には、プログラミングなので万国共通の言語で構築することから
作者の主体性などは挟み込む余地はないのだが。
以外とそうでもないんである。なんていうの、クセ?みたいなものがプンプンなのである。
これがやっかいで、なかなか慣れない。
こう言えば分かったもらえるかな?
他人のPCを使わせてもらったとき、WINとMacの違いなんてのはもってのほかだが
同じWINDOWSでもそれぞれにカスタマイズされていて、それがクセというか壁になっていてスムーズに使えないことがあるでしょ。ただの文字入力だってWindows標準のものをそのまま使っているか、なにかATOKとかそういうのを使ってるかだけでも、勝手が全然違う。
あと同じアプリを使っててもバージョン違いだったり環境設定が微妙に違うだけでもイライラするよね。
まぁあーいったかんじで、他人のクセをもろに反映した制作物を本人の目の前で修正するというやっかいな目にあった。
しかも当人は「昔のことなので細かいところは忘れたからお前やれ」と言って、あーしろこーしろと言いたい放題。
こっちは正直、一番触りたくない部類の分かりづらい作りになっているものなので
「あれ…?あれ?…」みたいにスムーズに進まず、挙げ句の果てに分かんなくなっちゃって、「えーと…なんでこうなるの?」なんて言って手が止まる始末。
どーにかこーにか仕上げたら、最後に「お前、ヘボだな」だって。
どっちがヘボなんだよーー!自分で書いたプログラムならサクサクやってたさ。
くやしい…ような気がします。
これって、例えば子育てみたいなことにも反映してる状況なんだろうか。
または学校の先生ごとのクセみたいなのを生徒は一身に影響を受けて形成されていくんだろうか。
そう考えると人それぞれの個性って、なんだかあやふやで、あやふやだから面白いんじゃないかな…って、なにいい人になっちゃってのよ?オレ。